うずらのブログ

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原発アレルギーのクズが拡大させた地震被害

6日未明に起きた北海道胆振東部地震は最大震度7を記録する壮絶な規模だった。

いま現在の被害状況は、死者5名、心肺停止6名、安否不明32名、負傷者300名以上と報じられている。

 

お亡くなりになられた方や怪我を負われた皆様には、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

また、安否不明の方々が一刻も早く無事に救出されることをお祈り申し上げます。

 

この非常時にあたり、行方不明者の救出・捜索やライフラインの維持・復旧に従事されている方々や、買い出し対応に当たっておられる小売店やガソリンスタンドの従業員の皆様にも、心から感謝申し上げます。

 

筆者も出張先の北海道内で今回の地震に遭遇し、夜中に飛び起きた。

かなり強い縦揺れが十数秒続いたものの、宿泊先は大きな被害を受けることはなく物的損害はなかった。

 

しかし、地震直後に点けたTVを見る間もなく停電が発生し、被害状況の把握に手間取った。

外に出て夜空を眺めると、これまで見たことないくらい多数の星々が美しく輝き、これほど大きな地震の直後にもかかわらず街が異様なほどの静寂に包まれていたのがとても印象的だった。

 

その後30分ほどして、新聞配達のバイクを見かけたかと思うと、夜明け前のしんとした時刻の中を行き交う車が目立ち始め、こんな地震の後にどうしたのか?といぶかしんだが、地震発生後に街中をぶらついてみてその理由が分かった。

予想以上に多くの人がコンビニに買い出しに走り、コンビニの駐車場は溢れかえり、近所も路上駐車の車両が10台以上あった。

 

街灯も信号も灯っていない街中で、コンビニも周囲だけがぽっかりと人のにおいがする空間だった。

 

コンビニの店内を覗いてみると、すでに菓子パンや電池、カップ麺は完売状態で、残っているのはスナック菓子やチョコ菓子、アルコール類のみ、停電により冷凍食品コーナーは販売停止状態だった。

 

あくまで筆者が歩いてみた範囲での様子だが、セブンイレブンとファミマは営業、ローソンと地場コンビニのセイコーマートは閉店しており、空いている店舗はどこも来店客が溢れていた。

 

地場のスーパーやドラッグストア、ホームセンターも開店直後に電池や食料、水を買い求める人々が殺到し、早朝から長い行列ができていたし、数少ない営業中のガソリンスタンドにも、数百mにも及ぶ車の行列ができていた。

 

当日の道内は快晴で気温も27~28℃と、かなりの暑さの中を数時間待たされながら買い物せざるを得ない人々と、突然の災害の中を家族の世話もできずに販売の現場に立たざるを得なかった従業員の方々に同情を禁じ得ない。

 

店の中は薄暗く、レジも現金のみの取り扱いの店が多く、また、ATMの類は全面停止しており、現金の有難味を知るとともに、現実を省みずにキャッシュレス化を叫ぶ愚論のか弱さを実感した。

 

今回の大停電は、震源近くにある北海道電力の苫東厚真火力発電所が緊急停止し、その影響で北海道内全体の電力需給バランスが崩れ、北海道全体の電力がすべてストップするというブラックアウトを惹き起こしたことによるものだ。

 

大きな災害があったとはいえ、全県レベルでの大停電というのは筆者も記憶になく、震源から遠く難の被害もなかった地域、例えば稚内オホーツク海辺りの住民は、「大して揺れてもいないのに、なんで電気が止まるの?」と、停電の原因が判らずポカンとしていたのではないか。

 

幸い、筆者の宿泊先周囲は発生から15時間くらい経って電気が復旧したが、その間、スマホの電池が持つかと気が気ではなかったし、Wi-Fiも止まっているから、データ通信料を気にしてスマホを満足に使えぬ状態が続き大きなストレスだった。

 

また、新千歳空港やJR、高速道路、路線バスばかりか、自然災害に抜群の強さを発揮してきた地下鉄まで停電のせいで完全停止してしまい、北海道内はほとんど身動きが取れず、観光客や外国人旅行者も、さぞ心細い思いをしたことだろう。

 

製造や物流もストップしたが、水産物や冷凍食品などの倉庫も大量の廃棄を余儀なくされ大丈夫だろうかと心配になる。

ただでさえ、不漁や不作続きで経済が落ち込んでいる北海道ゆえ、今回の大停電で蒙った被害は深刻なものになるだろう。

 

大停電の起点となった苫東厚真火力発電所は道内全体の50%もの電力需要を賄っていたそうで、改めてエネルギー供給バランスの重要性を思い知らされる。

 

東日本大震災後に、下らぬ妄想と風評被害によって強制停止させられた北電泊原子力発電所がきちんと稼働していたら、このような大災害を惹き起こすことはなかった。

頭のおかしい反原発ゴロと教条的な原発アレルギー患者の集団ヒステリーと、それに乗っかった不勉強かつ無責任な世論のせいで、起きなくてもよい大停電が発生し、多くの道民が被害を受けたのだ。

 

全道域での電力復旧には一週間以上を要するとの報道もあり、農水産物の生産や観光業のピークを迎える北海道経済にとって大きな足かせや重荷を背負わされることになる。

 

また、今回の地震による被害は、不幸にも厚真町や安平町などの日高地域、札幌市内の一部地域に集中しているが、その他の地域では大きな物的被害は確認されておらず、電力さえきちんと確保できていれば、これほどの騒ぎにはならなかったはずだ。

 

電力がストップしているせいで、被災地への救援活動が遅れ、それだけ復旧や復興が遅延し、救われたはずの命さえ救えなくなる。

 

全国の薄汚い反原発ゴロの連中と、それを支持し続けてきた間抜けな国民には、全面的な謝罪と猛省を強く求めたい。