うずらのブログ

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国際競争を勝ち抜くためには

北朝鮮、「核兵器で日本を海へ沈め国連を廃墟に」と威嚇』(9/14 ロイター)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170914-00000057-reut-kr

北朝鮮の対外関係やプロパガンダを担当する同委員会は、国連安全保障理事会の解散を要求し、安保理を「賄賂を受けた国々」から成る「悪魔の手段」と批判。日本については「4つの列島でできた国は、主体(チュチェ)思想の核爆弾で海に沈めるべきだ。日本はもはや、わが国の近くに存在する必要がない」とした。(略)」

先週採択された北朝鮮に対する国連の追加経済制裁の内容は、石油の禁輸措置や金委員長の個人資産凍結が見送られるなど、ユルユルの骨抜き&肉抜きパフォーマンスに過ぎなかったが、北鮮の豚どもは、日米に対して血気盛んに“無慈悲な口撃”を仕掛けている。

上記ニュースのコメント欄にも、「これは、もはや宣戦布告だ」と呆れ気味のコメントがあったが、さすがに、ここまで度を越した表現をされると、いかなパフォーマンス芸人相手とはいえ、その不躾な非礼をきちんと糺しておくべきだろう。

しかも、翌日15日早朝には、再び北朝鮮は北海道上空を通過するミサイルを発射するという軍事的挑発を行ったにもかかわらず、我が国の政府は、相変わらず「情報の収集分析と厳重なる抗議」を繰り返すだけだ。

北朝鮮側の軍事的行為と明らかな宣戦布告は、すでにレッドラインを大きく踏み越えているが、世間には、北朝鮮の軍事力を過大評価し、かの国との戦時勃発を恐れるあまり、なぜか、汚い唾を吐き掛けられたこちら側に対して自制を求める“痴れ者”もいる。


金正恩氏の「海外資産」にだけは触れてはいけない』(9/14 現代ビジネス 加谷珪一)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170914-00052887-gendaibiz-int&p

この記事を書いた加谷氏は、「北朝鮮は決して錯乱した状態でミサイルを撃っているわけではないと筆者は考えている。北朝鮮がミサイルを何度も発射するのは、米国を交渉の場に引きずり出すことが目的(だ)」と訳知り顔で解説し、日米が北朝鮮に軍事的刺激を加えることを諫めようとする。

だが、このレベルの陳腐な解説は、もう聞き飽きた、というのが正直な感想で、「アメリカ側は北朝鮮の核保有やミサイル開発を絶対に認めない」、「北朝鮮側は核保有国たる地位を保持せぬ交渉など意味がない」と、両者が絶対に譲れぬ領域で角を突き合わせている以上、北朝鮮側はミサイル無駄撃ちごっこを永遠に続けるほかなく、我々も、加谷氏の幼稚な解説を何度も聞かされる羽目になる。

また、加谷氏は、
「独裁者の場合、資産を保全するため独裁体制の維持が必須であることに加え、万が一の場合には海外への資産隠匿手段を確保しておく必要がある。
 したがって外国との交渉は、独裁体制と資産保全手段に関することが主題となる。極論すると、国家の名誉などはどうでもよいし、資産を喪失する恐れがあるので実は外国との戦争についても消極的だ。
独裁者の資産保全や体制維持が不完全になった時、こうした国家は暴発する危険性が一気に高まることになる。つまり、海外資産の凍結が、本当のレッドラインなのではないだろうか。」
とも述べており、金一族の海外資産凍結措置は北朝鮮の軍事行動を誘発しかねず、絶対に避けるべきだと力説する。

そして、
「独裁者に特有の行動パターンを基本に据えれば、最悪の事態を避け、北朝鮮と対峙するにはどうすればよいのか、また彼らの最大の弱点はどこなのか、ある程度の見通しを付けることができるはずだ。」
と非常に曖昧な表現で、北朝鮮との対話を勧めようとする。

彼のように、何の役にも立たない「情勢分析・国際間の連携・対話」しか言えぬ輩は多いが、その本音を明け透けに表現すると、「下手に動いて怪我する前に、ポンコツ武器を振り回す殺人犯や強盗に命乞いをしろ」ということだろう。

こちらが北朝鮮側の口撃の意図を深読みし忖度する必要なんてまったくない。
とうの昔に宣戦布告レベルにまで暴走した彼らの暴言の揚げ足を取り、こちらの都合よく解釈して、迅速かつ大規模な軍事攻撃を仕掛けて機先を制すべきだ。

恐らく現段階では、北朝鮮側も軍事的攻撃態勢や補給体制がほとんど整ってはおらず、散発的な反撃はあれども、ソウルが火の海になったり、日本海を核ミサイルが飛び交ったりするような大規模攻撃には至らないだろう。
(※個人的には、ソウルが多少破壊されても別に構わないけど…)

北朝鮮国内の映像や様々な情報を聞く限りでは、核実験やミサイル発射にばかり目を奪われがちだが、本格的な戦闘に備えた軍備や物資の準備や配置に着手しているようには到底見えない。
筆者も軍事方面はトンと疎いが、素人目にも、北朝鮮国内には軍事行動に伴う緊張感などまったく感じられない。

加谷氏をはじめ日本のマスコミや識者たちは、軍事的衝突を恐れるあまり、北朝鮮との対話と銘打った“惨めな命乞い”すら辞さぬ情けない態度を露呈しているが、北朝鮮マターで事態が進展し、暴虐国家の恫喝行為が正当化されることによる我が国の外交的損失をまったく理解できていない。

彼らは冷静な常識人を気取り、北朝鮮将軍様の狂人ぶりを呆れ顔で冷笑するものの、いざ相手が実力行使に出ると、何の対抗手段も持てぬまま、いいように殴られ続けるしかない木偶の棒に過ぎない。

生き馬の目を抜く国際競争を勝ち抜き、国民経済や国民生活の安寧を図るためには、経済的あるいは軍事的に脅威やライバルに成り得る隣国を、いかなる手段を弄しても蹴落とし、常に絶対的優位性を維持し続けるという覚悟を持ち、それを実践することが重要だ。

北朝鮮の勇ましい口撃が単なるパフォーマンスに過ぎないことくらい皆解っている。
肝心なのは、いい気になってマイクを握り続ける狂豚の恫喝ごっこを逆手に取り、彼らの失言や暴言にいちいち難癖をつけて、こちらの正当性をアピールしながら、これまで我が国が甘い蜜を与え続けてきたアメリカを利用して、かの国が二度と立ち直れないくらいの強力な軍事的制裁を加えるくらいの狡猾さと図々しさを発揮することだ。

国際競争を制するのは「主体性」を持てる国民だけなのだから。