うずらのブログ

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身近にもっと大きな不幸が・・・

 新聞やテレビは、メキシコ発の新型インフルエンザの話題で持ちきりだ。今朝の時点で、世界21カ国1000人超の感染者を出し、27人の死亡を確認したとのこと。

 マスコミの熱狂振りは相変わらずで、WHOが警戒水準をフェーズ4から5に引き上げたことに興奮し、海外旅行者に対する機内検査や帰国ゲートでのサーモグラフィー検査の様子などを大々的に取り上げたり、感染者の増加や拡大を逐一報告するなど、まるでWHOへフェーズ6への引き上げを催促しているかのようだ。機内検査で1時間以上も拘束されてうんざりだという乗客の(当たり前の)感想を報じたかと思えば、横浜で国内初の感染者の疑い事案が発生した際には、新型インフルエンザへの感染かどうかの確認できない段階で国内の防疫体制はなっていないなどと前のめりな批判をするなどマスコミは無節操な報道を繰り返している。その後も、国内では感染の疑いが数例出てはいるが、いまのところ全てシロとの判定に止まっており、本音ではパンデミック発生を期待するマスコミにはさぞや残念なことと思う。そもそも、目に見えないウィルスや菌の国内侵入を完璧に防ぐことなどどだい無理な話で、不幸にして感染者が出たとしても治療やその後に拡大防止などはここのケースで対応するしかない。

 要するにマスコミの連中はただ騒ぎたいだけなのだ。彼らは常に事件を探し回っている。そして、それが大事件であればあるほど彼らの興味や楽しみも倍加する。だから、今回の新型インフルエンザ騒動も、日本から一人の感染者や死者も出ないようではつまらないと考えているのだろう。だから、いくら専門家が、メキシコ以外で感染が拡大していないことを捉えて冷静な対処をと呼びかけても一向に応じようとせず、国内でも感染拡大だ、パンデミックだなどと騒ぎたてている。

 不幸にして今回の新型インフルエンザで亡くなった方は、今朝時点で全世界で27名に上るが、バブル崩壊後の経済崩壊下で、毎年我が国で3万人以上の自殺者を出し続けているのも明白かつより大きな不幸な事実である。国内で毎日80−90名の方が自殺するような極めて異常な状態を放り出しておいて、一人の感染者も出ていない病気のことで朝から晩まで盛り上がっている彼らの神経は異常である。