うずらのブログ

積極的な財政金融政策による豊かで成長力に満ちた社会を目指します

奇妙なタイミング

 中川財務大臣の酩酊(?)会見が話題になっている。

 TVや新聞が騒ぐ前の会見の様子(第一報)を早朝のニュースでたまたま見かけたが、明らかに呂律が廻っておらず、奇妙な感じであった。

 帰国した本人の弁では、前日の飲酒+風邪薬の飲みすぎとの釈明だが、殆どの人が信じようとはしないだろう。

 ネット上でも①深酒説②寝不足説③病気説が飛び交っている。

 ①の深酒説については、会見が行われたのはG7の会議終了後とのことで、おそらく夕方に近い午後の時間であろうことから、そんな時間があったのか?レセプションの席上で酒が出されたとのことだが、こういった席には慣れているだろうからまさか飲みすぎるということもなかろうが・・・。(とはいっても、本人の経歴からこれが最も信憑性がありそうだが・・・)

 ②の寝不足説についても、いくつも閣僚ポストを歴任し、何度もこういった渡航歴のある人だから、いまさら時差ぼけです なんてこともあるまい。

 ③の病気説だが、帰国した様子はかなり元気そうであり、これもありそうにない。

 こんな具合に、真相は知る由もないが、原因云々ではなく次のような疑問が残る。

 

 まず、「今まで見た中で一番ひどかった」などとのんきに話している財務省の“同行筋”が、なぜ会見に代理を立てなかったのかということだ。もし酩酊状態であったなら、明らかに様子がおかしかっただろうに、そのまま会見させるとは、日頃から必要以上に用心深い財務官僚とは思えない御粗末さだ。

 次に、同行した記者は、なぜ会見場で大臣本人にただならぬ様子について問いかけなかったのか。また、会見終了後にインタビューするなどして真相を質さなかったのか。のんびりと一日以上かけて本人が帰国するのを待っているとは、高い旅費を使っている同行記者として腑抜けとしか言いようがない。

 最後に、このおかしな記者会見のタイミングである。

 先日の小泉元首相の勘違い発言に対するマスコミの異様な盛り上がりよう、今回の酩酊会見への批判、更に麻生内閣に対する支持率低下報道(ずい分まめに支持率調査をやっている)など構造改革派+財務省の巻き返しかと疑ってしまう。

 酩酊会見で恥をさらした大臣に同情する余地はないが、経済をメルトダウンさせ世の中を改悪しておきながら相変わらず反省の色が見えない構造改革派(財政再建教の信者)の復活につながらないことを祈りたい。